ゼミの面接官をしてみて

ゼミの面接官をしてみての感想
 慣れてない分、難しいなと感じた。
質問しなきゃっていうことばっかり考えて、その人がどういう人なのかわかる質問をしなきゃねって言われてそうだった!って思ったし、どうすればその人の人となりがわかる質問ができるだろうと先生の質問を聞いてたけど、とても平凡で特質して鋭いような質問をしてなかった。一つの話題から派生して質問を作ってるけど、友達同士と好きなことを話し合う感じで、めちゃくちゃ気楽だった。それだけでもその人が大体どんな人なのかわかった。間違いなくうちのゼミだなって思った…。ただ一つ雰囲気が違うのが、その人は一見躊躇しそうなことにすぐに飛び込める人だということ。5期生はどっちかというと、「え~どうしようかな…。でもこれ苦手だしな…できるかな…。」って考えるタイプだけど、その人の印象だとなんとなく周りに振り回されない、自分の意見が根底にあってそれに従って選択をしているような感じがした。
 面接してわかったことは、自分が面接される側なのとする側なので時間の感覚にズレがあるなってこと。面接されているときは、間の時間なんて気にしたことなかった。けどする側になると、返答を考えている時間にすごく意識が行った。私もこんなに考えこんでる時間あったのかなって改めて俯瞰的に見るきっかけになった。もう一つわかったことが返答が質問の答えになっていない部分があった。冷静になるってとても大事だし、自分自身が冷静になっているつもりでも実は冷静じゃないんだなって認識したし、たぶん答えを考えてる最中に質問内容忘れちゃったのかなって思ったり。自分がそうだったし。
 面接していく中で沈黙って必要なことで、「例えばこんなことでいいよ~」って相手が考えている最中なのに、思考をぶった切ってしまうやり方ってあふれているけど、それはよくないってことを学んだ。
 面接してる時も、その人がめちゃくちゃ考えてるのわかったから、いい経験になった。

頭の回転が速くて、すぐ返答ができる人には3種類いると聞いた。
①前に経験したことがあること
②単純に頭がいい
③ただ単にコミュニケーションをとることが得意な人

すぐ返答できる人はみんな頭の回転が速い人だと決めつけてたから意外でびっくりした。
①と②は納得できた。
面接の質問にもでたけど、うちのゼミとほかのゼミの雰囲気の違いで、私たちはゼミ募集プロジェクト内でゼミ同士を比較してどんなゼミなのかを一回整理したから、うちのゼミはこういうゼミですって言える(①)けど、比較したことなくて、なんとなくここが自分に合ってたからっていう一回言語化してない(=経験してない)人はなんて言ったらいいのかわからないだろうな…と感じた。まぁ、オープンゼミとか行けなかったら先生の雰囲気でしか決められないから何とも言えないけど…。

私は頭の回転がいいと思わない。なんでかってすでに本当の頭の回転がいい人に3人は確実に出会ってるから。正論パンチで返されてうなるしない…。
だから②はあきらめて、①をとにかく極めたほうがいいな。 
いろんなこと経験して、いろんな人の意見に触れて、それを自分の中に一回消化して自分なりの考えて言語化する。それに限る。